口紅選びで疲れ果ててるあなたへ。それ、あなたのせいじゃありません!

アッシュボーテのメイクレッスンにはリピーターコースがあるんですが、3年ぶりとか5年ぶりとか、中には10年以上ぶりに来てくださる方もたくさんいらっしゃいます。
思い出してもらえて本当に嬉しいし、ありがたい限りです。

さて、その時によく話題になるのが、前回のレッスンでおすすめしたものをずっと使い続けていて、なくなりそうなのでまた同じものを買いに行こうと思ったらお店の人に「もうその商品は廃番です」って言われてしまうことが多いということ。

化粧品ってほんとすぐ廃番になりますよね!

メイクレッスンで似合うものがわかって、かつその使い方がわかると安心感があるからずっとリピートしていたとみなさん口を揃えておっしゃるんですが、廃番になったらしいということで新しく別のものを買おうと思って色々調べてみたら、調べれば調べるほど何を買ったらいいのかわからなくなってしまって、それでまたアドバイスしてほしいということで来てくださるんです。

その気持ち、めっちゃわかります。

今、美容に関する情報が溢れるほどあって、商品も星の数ほどあって、その中から自分に合うものを選ぶのって至難の業ですよね、ほんと。

デパートの口紅売り場で固まってしまう理由

例えば口紅を買おうと思ってふらっとデパートに行ったとしましょう。
まずたくさんあるブランドのどのカウンターの椅子に座ればいいのか、そこから迷いますよね?
そして、ここで見てみようと決められたとして、並べてある口紅が30色ぐらいあったら… その中から自分が欲しいと思う色がどれなのかを、いったいどうやって判断したらいいんでしょう?
想像しただけでゾッとします。

「いらっしゃいませ。何かお探しですか?」と美容部員のお姉さんに聞かれて
「口紅を探してます」
「どんなお色味をお探しですか?」
「えっと…今使ってるこれと似たものを探してます」
「でしたらこちらが一番近いと思いますよ」

ただ、人によって「似ている」と思う感覚ってまちまちだし、似た色だとしても、透け感のあるシアーなのか、発色がはっきりしたマットなのかで印象は全然違います。なので、お姉さんが「近い」と言ってくれた色と、自分が求めている色が全然違って見えることって、当たり前のようによくあることなんです。

でもお姉さんがニコニコして「お似合いですよ」と勧めてくれてるし、「まあこれでもいいのかな」と思ってそれを買って帰る。そしてお家で使ってみたら、全然思ってた色と違っていた…

そして更に後日、似た色を探すことを一旦あきらめて、SNSなどで「口紅 おすすめ」と検索してみる。 そうすると、いろんな人がいろんな色をお勧めしているのがたくさん見つかります。 その中で「全人類これを買っておけば間違いない!」と言われている色を買ってみる。 でもやっぱり思ってたのと違う…

もうどうやって選んだらいいのかわからない!誰か助けて!!

誰も悪くない。ただ、選ぶのが難しいだけ

これって、私が想像してゾッとしているだけという話ではなくて、そういうふうにおっしゃるお客様が本当に多い話。
美容部員のお姉さんも悪くないし、おすすめのコスメを発信しているインフルエンサーさんも悪くないし、ましてや似合う色を探しているあなたも全く悪くありません。 ただただ、お気に入りの色を探すのって本当に難しいということなんです。

私自身はメイクに関して興味もあるしもちろん仕事でもあるので、いろんな情報を自分に合うように調整していくことは得意だから、たくさんの中から選ぶこともそれほど苦じゃないんですが、自分がそれほど興味があるわけでもない分野で無限に選択肢がある中から選べと言われたら、ものすごく不安だしなかなか決められないと思います。

…ここで、「アッシュボーテのメイクレッスンに来てくれたら似合う色を一緒に探しますよ」という結論を出すのが一番イージーなお話なのですが、今日はもし私が会ったことがない人に似合う口紅をお勧めするとしたら?というところを少しだけ深掘りして考えていきたいと思います。

似合う色を探す前に、本当は知りたいこと

もし私が会ったことがない人に似合う口紅を探すとしたら、まず一番最初に聞くことはよく着るお洋服の色です。 ブルーベースとかイエローベースとか、パーソナルカラーに合わせて似合う色を選ぶのがかなり一般的になっていますが、個人的にはそれより先にその人の好みを知ってから選びたい。

例えば一卵性の双子の姉妹がいたとして、友だちにも間違えられるぐらい肌の色も顔立ちもそっくりだったとします。 でもファッションの好みが全然違って、1人はTシャツにデニムのカジュアルファッションが好き、もう1人は黒をメインとしたモードなファッションが好きだったとしたら、きっと気に入る口紅の色は2人それぞれ全然違うと思うんですよね。

パーソナルカラーなどの一定のルールの中で似合う似合わないを判断することは、ツールとしてとっても便利なんですが、まずはライフスタイルや好みに合わないと、その人自身が「これは私に似合ってて好き」という風に判断しないと思うんです。

こんな風に、気に入る色ひとつ選ぶだけでも、「あなたについて」たくさんのことを考える必要があると思うんですよ。

パーソナルカラーも、口コミも、SNSの「これが正解」も、全部それぞれに意味があるし、誰かを騙そうとして発信しているわけでは決してありません。
ただ、それだけで自分にぴったりのものを見つけるのは、やっぱり難しいんですよね。

だから、もしあなたが「なんで自分は選べないんだろう」って落ち込んでしまったことがあるとしたら、それはあなたが優柔不断なわけでも、センスがないわけでもなくて。
ただ単純に、選ぶための材料が多すぎるだけなんです。

そんなふうに、お気に入りの色を見つけるには絞り込むためのコツがいくつかあります。今日お話しした「ライフスタイルや好みを先に知る」というのは、その入り口のほんの一部。続きはまた次回のコラムでまた考えてみますね。

もし「一人で選ぶのはやっぱり不安」という方は、アッシュボーテのメイクレッスンで一緒に探すこともできます。お気軽にどうぞ〜

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